『希望が死んだ夜に』

『希望が死んだ夜に』 著:天祢 涼 版元:文藝春秋

 

同級生を殺害した容疑で女子中学生の冬野ネガが逮捕されるところから始まる。

容疑は認めるものの、動機を一切語らず黙秘し続ける。

 

読んでいくうちに、読み進めるのがつらいほど、ネガが厳しい環境で育ったことがわかる。

一方で殺害されたのぞみは、才色兼備と揶揄され吹奏楽でフルートをこよなく愛するお嬢様だ。

クラスメイトという接点以外ないはずのふたりがなぜ―――

 

誰にも触れてほしくない、知られたくない心の地雷を踏まれたとき

自分はどうなるのか考えた。

 

もちろんタイミングや、場所や誰といるかも大いに関係するだろう。

その全てが最悪だったとき、もう避けようもなく心のバランスは崩れてしまうのかもしれない。

 

結末では、ひさしぶりに泣いてしまいました。

ネガは実在しないけれど、でも、似た境遇の子が実在していることは事実だ。




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