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『紫のアリス』

『紫のアリス』 著: 柴木よしき 版元:文藝春秋


作品の内容とは関係ないですが、

イラストタッチでコミックのような表紙の文庫本をここ数年よく見かけるようになりました。

※ちなみに私が読んだのは新装版

賛否両論あるようですが、カバーしてしまうからわたしはどちらでもいいのです。

みなさんは、どうですか?


さて、この作品でのトリックは、比較的安易で、意外な展開を狙って想定内の結果に…


映画予告でも『誰にも予想つかない展開』とか言われてしまうと、

逆算して予想通りってことありません?

そんな感じです。

映画予告に触れてしまいましたが、映画化はしていません。


ただ、タイトルにあるように『不思議の国のアリス』をモチーフにしているようで、

アリスが穴に落ちていくように、主人公が現実と幻想を彷徨って、

日常からぐるぐると落ちていく感じがアリスとリンクしていて、

似た作品のようでまったく似ていないストーリーづくりがすごいなと。



不思議の国のアリスの素敵な世界観や、

魅力的なキャラクターを思い出させてくれたのは、嬉しい。


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