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『葉桜の季節に君を想うということ』
『葉桜の季節に君を想うということ』 著: 歌野晶午 版元:文藝春秋
【葉桜】
花が散り、緑一色になった桜の木
桜が散っても、夏の訪れは感じないのに初夏の季語なんですって。
そんなことを調べてしまうほど、タイトルに惹かれてしまった作品。
今思えば、タイトルから伏線は始まっていたのかも…
伏線、これはとっても巧妙な叙述トリックだった。
叙述トリックすぎて映像化は絶対不可能。
頭の中で描いた映像でさえ全て壊されてしまったのだから。
決して読みやすい作品ではなかったけど、読んでみてほしい。
そして、叙述トリックに騙されないでほしい。
そんな人、いるのかしら。。
あ、騙されたい方にもおすすめです笑
恋愛小説のようなタイトルなのに、こんなストーリーとは!!
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